ボランティア活動の感想

2011年10月21日から23日まで実施したボラパックに参加された汚れなきマリア修道会のシスターの感想をご紹介します。

・東日本大震災から復興に向けていくために私は自分のわずかな力で何か手伝うことができたらいいだろうという思いを持っていました。10月21日から23日まで山元町でボランティア活動を参加させていただいたことによって、その思いが実現できて嬉しかったです。
現地の状態を自分の目で見、現地の方々から、その時に起こった出来事を聴き、これから復興に向かっていくために少し手伝うことができたことは、被災を受けられた方々の支え、分かち合い、力付けになったと実感できました。また、チャンスがあれば、もう一度行きたいと思っています。

シスターフォン

・今回のボランティアに参加させてくださったこと、遠い道にもかかわらず運転してくださった方、更に道のりで同伴してくださった方々に心から感謝を申し上げたいと思います。
2泊3日の短期間であったけれども私にとっていいチャンス、大切な体験、また、忘れられない思い出でした。
出発の前に私は頭の中でいろいろなことを考えていました。「あそこには地震が起こった時から電気もないし、水道もないし、不便な所に残されている被災者たちはどういうふうに過ごしているのか、こういう人たちのために私は何ができるかな」と。
白石教会で泊まることになりました。主任神父様は温かく迎えてくださり、信徒会館は修理中だったが、きれいな部屋を準備してくださって感動しました。
翌日、ひどい雨の中、私たちはボランティアセンターに行き、それぞれのグループはその日の仕事を受け取りました。ボランティアの人々はいきいきとした笑顔で互いに挨拶し、みなの寛大さに心を動かされました。私に任された仕事は大したことではありませんでした。津波で壊されたビニール・ハウスをやり直したり、いちごの古い葉っぱを取ったり、ビニール・ハウスの床のシートを貼ったりしました。そういうようなあまり力が必要のない仕事をしました。思ったより簡単な仕事だったので、ちょっとがっかりしました。しかし、よく考えてみると小さいことから始め、少しずつ今の状況をもとの元気な姿を取り戻せば素晴らしいことではないかと思いました。ここで私はマザーテレサの言葉を思い出します。「大きなことは私たちにはできません。私たちにできるのは小さいことに大きな愛を持ってすることです。」
人と出会うことを通して、いろいろといい経験を得ることが出来ます。支え合う心、分かち合いの必要、また、お互いに希望を与え合うことによって人間関係は親密に結ばれると確信します。機会があったらまたボランティア活動に参加させていただけば大変うれしくと思います。

修練者 マリア・ニュン

・今回のボランティアは私にとって初めてのことでした。行く前から緊張していました。そこで何をやるのか分からなかったからでした。しかし、3日間を通していろいろなことを経験することが出来ました。東京では地震の影響を受けましたが、大きな被害はなかったので地震と津波の被害者の気持ちをあまり感じることは出来ませんでした。実際現場に行き、津波の被害を自分の目で見て、本当に心が痛く、悲しく感じました。しかし、失望の中に何か希望な光が光っているのが見えました。それは人々の心です。被害者を応援するために多くの人々が遠い所から来て助けました。ボランティア活動は重い仕事だけではなく、ただ来て被害者の話を聴く仕事もあることに気づかされました。被害者の人々は家、財産、、、全部なくなったが、自分はまだ生きているので、また希望をもって再び人生を始めます。本当にみなは強くて、私にいのちの大切さを教えてくださいました。
短期間のボランティアでしたが、私はできるだけ被害者たちを手伝って、そして、被害者からいろいろなことを学ぶことが出来て、とても嬉しかったです。また、チャンスがあったら、ぜひ行きたいと思います。

修練者 テレサ・ハン

・私の故郷ベトナムには、“Lá lành đùm lá rách”=「元気な葉っぱは破れた葉っぱを包む」という諺があります。その意味は、元気な人が助けを必要とする人の力になるということです。今回の亘理ボランティア活動に参加して、上記の諺を思い出し、被災地の方々はお互いに助け合って生きていらっしゃる姿、また、応援するためにはるばる遠い所から来ているボランティアの各グループの奉仕の心を見てとても感動しました。 CIMG2762
私たち7人は(スタッフの2人を含めて)東京から来ましたが、私たちよりもっと遠い広島から来たグループもありました。週末の休みを自分の遊びや楽しみを使うのではなく、被災地に行き、少しでも人の助けになろうという彼らの姿に頭が下がりました。あいにく雨だったので私たちは外で働くことができず、いちご農園で働きました。津波に流されたビニール・ハウスを作り直したり、いちごの苗の古い葉っぱを取ったりしました。たくさんの力を必要とする仕事ではなかったが、大海の中の一滴の水のような小さなことであっても被災者の方々のために何かできたということで嬉しく思っています。
私たちはもう一つの出会いに恵まれました。それは白石教会の信者さんの方々との交流でした。短い時間ではありましたが、共に集会祭儀に参加し、共同墓地を掃除し、働きながら地震が起こった時のことを話してくださり、それを聴くことができたのは私にとって大切な経験でした。どんな状況に置かれていても、互いに励まし合い、支え合いながら、希望を持って元気よく生きていらっしゃる被災者の姿を見て感動し、また多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

シスターレー